膝の半月板損傷、靭帯損傷 後遺障害認定と異議申し立て

交通事故オンライン後遺障害編

伊佐行政書士事務所
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  1. 半月板損傷、靭帯損傷とは
  2. 異議申し立ての事例

半月板損傷、靭帯損傷とは

半月板損傷

【どういう傷害か】
膝の半月板が断裂したものです。痛みのほか、ロッキングを起こす場合があります。下の写真は膝の半月板のMRI画像です。

【治療方法】
症状が強い場合は、観血的に縫合術や切除術が行われます。靭帯損傷を伴うケースがあります。

【後遺障害等級】
神経障害は他覚的所見があれば12級、それ以外は14級となります。人工関節となる場合は7級か8級となります。

膝の靭帯損傷

【どういう傷害か】
膝の靭帯の主なものは、外側側副靭帯(LCL)、内側側副靭帯(MCL)、前十字靭帯(ACL)、後十字靭帯(PCL)です。 これらが伸びたり切れたりすることで、膝に不安定性が出現します。

【治療方法】
装具やギプスによる保存方法が行われますが、動揺性が大きく、それでは不十分な場合は、観血的に靭帯の縫合術や再建術が行われます。

【後遺障害等級】
硬性補装具を常時必要とするものは「用を廃したもの」で8級、常時必要とまではいかないものは「著しい機能障害」で10級、 通常は装具を必要としないものは「機能に障害を残すもの」で12級となります。神経障害は他覚的所見があれば12級、それ以外は14級となります。

異議申し立ての事例

事故態様

52歳女子が横断歩道を横断中、交差点を左折してきた乗用車に衝突された。ボンネットに乗り上げた後、フロントガラスに衝突し、道路に落下したもの。

傷病および治療経過

頭部挫傷、左鎖骨骨折、全身打撲、頚椎捻挫、腰椎捻挫、左膝捻挫で3日入院し、12ヶ月通院。左肩痛、左膝痛、鎖骨変形を残し症状固定。 左肩痛非該当、左膝痛14級9号、鎖骨変形12級5号、併合12級に認定。階段昇降等に著しく支障を感じている。

異議申し立て

異議申し立ては左膝痛の12級認定を目標に対策を実施した。MRIおよび神経学的検査を行い、結果確認後、記載事項を指定した診断書を作成。その他資料を添付し、左膝痛が12級13号に認定。併合11級となった。